不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

愛想の良い猫、愛想の無い犬。

通勤路に居るの思い出した。

いつも門柱の上に陣取り、ニャーニャーと歩行者に声を掛ける猫がいる。
時折、手を伸ばす人がいて、猫も触らせてやろう絶妙の距離感。

エサのお皿もあり野良猫ではないと思うが
猫は色々な所で飼われているというので
朝はここに、昼は別の家で、戯れているのかもしれない。

一方
毎日庭先でダラッとしている犬。
柴か雑種(最近は”ミックス”というのかな)と思うが
まるで愛想がない。
歩く人が声を掛けても、振り向きもしない。

人間が好きという犬とはいえ
毎日、毎日、声を掛けられ、いい加減うざいのかもしれない。




一人暮らしでペットを飼っている人がいるが
精神的に贅沢で、お財布的にリッチな人だな〜と、羨ましいと思う。
猛烈に暑くなる夏場のワンルームマンションで死なせまいと
年中常時エアコン運転とか、電気代だけで破産する。

若かりし頃に実家で犬を飼っていたので
毎日のエサ代、病気の治療は無保険なので高額、死別した時の絶望感など
一通り経験済み。
怒られたり、噛まれたり、それでも楽しかった思い出が記憶の片隅に残る。


「子供ができたら犬を飼いなさい」はイギリスの有名な諺。
じゃ私は一生、飼えないね。

ほっとけや!(笑)