不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

『探偵はBARにいる3』観た。極上のエンターテインメントだなあ♪


公式『探偵はBARにいる3
http://www.tantei-bar.com/
http://www.toei.co.jp/movie/details/1209079_951.html
https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=014882


待った。「2」から4年も経過したのか。
http://d.hatena.ne.jp/fuwakudejokyo/20130519/p2
ちなみに「我々は3年間待ったのだ」はアナベル・ガトー


【インタビュー】大泉洋松田龍平が語る、探偵と高田の名コンビ誕生の瞬間!
(シネマカフェ 2017.12.4 )
  http://www.cinemacafe.net/article/2017/12/04/54267.html

大泉洋×松田龍平探偵はBARにいる3』シリーズ最高の大ヒットスタート!続編を期待する声も
(映画ランド ?)
  http://www.eigaland.com/topics/?p=61533&ReadAll

映画『探偵はBARにいる3大泉洋にインタビュー - 相棒・松田龍平に加え北川景子、志尊淳ら出演
ファッションプレス ?)
  https://www.fashion-press.net/news/31645

大泉洋探偵はBARにいる』シリーズへの愛を語る「“好きなんだけど映画館には行かない”だと続かない」
(ガジェット通信 DATE:2017.12.04 13:30 )
  http://getnews.jp/archives/1988103

松田龍平、『探偵はBARにいる』続編に意欲「4で会えたら」
(ORICON NEWS 2017-12-02 20:01)
  https://www.oricon.co.jp/news/2101639/full/

探偵はBARにいる3大泉洋、マイペースな松田龍平に「舞台挨拶だとひとっつも頼れない!」
リアルサウンド 映画部 2017.12.02)
  http://realsound.jp/movie/2017/12/post-134737.html

・・・。

不合格の失意を経て一応、立ち直りつつあり。
再就職活動もぼちぼち再開。

いつもの職安は行き飽きたwので都会へ。
雇用保険はとっくの昔に切れているよ)

火曜日は「シネマイレージデイ」なので
400円お得に映画が観られる。

・・・。

自分用の感想メモ羅列。 あ、ネタバレあります。

他人様の感想は観てない。


キャッチコピーは「命を燃やすものは、あるか?」
 ↑
今は、無い。
いや「求職活動」だな。
乾いた笑い。


雪景色の札幌ススキノ
ドローンを使った空撮も含め遠大な雪原の地平線
探偵と高田のバックショット
100万都市の猥雑な賑わい・妖しい夜景
これだよ映画は。


「PG12」から「G指定」に

大泉洋さんが『徹子の部屋』で黒柳徹子さんに
「10歳から楽しめる」と言ってたように
また、各媒体でもあったように
エグいシーンは減っていたかな。
しかし
相変わらず殴る蹴る・銃殺・サディスティック・アイスピックもあるし
(とはいえ昨今のアニメよりも大人しい残虐)
精神的に狂ってる平成の狂気
ではなく
西部警察やハングマンに通じる昭和の暴力
という感じ。


探偵〈俺〉(大泉洋

佇まいが二枚目。さすが一流の俳優。
高田との掛け合いは確かに名人芸の粋に達してた。
ケラーでも雪原でも余りに自然な会話。

恒例の「昭和の立ち回り」2回とも負けだったかな。
アジトでやりあっても撃たれない優しい敵でよかった。

尻グサグサ刺されても走り回って大丈夫なの?
足を引きずる走り方がカッコ悪い(褒めてるつもり)

お客さんお待ちかねの拷問は小笑い続出(笑)
相田・ブッチョと入るサウナは安心の座組み&肉体美(笑)

娘さん6歳?が父親の素っ裸に嫌悪感を示した
マリとの濃厚なベッドシーンでも何故か小笑い(笑)

ハードボイルドの代名詞・咥えタバコは
禁煙条例の標識を舐めて吸わないという平成っぷり。
ケラーオオハタでは吸いたい放題だが
東京オリンピックに向けた法改正が気になる所(笑)


最後の謎解きが少しアッサリしていた気がした。
クレームではないよ。
「2」の複雑な背景と比べ今回は余りにストレートで
どんでん返しあるだろう・・・無いの?・・・と不意打ちという感じ。

なので、ホロリとはしたけれど、泣かなかった。
クレームではないよ。
マリの動機がイマイチ理解できなかったから。
親になっていたら
子供というフィルターが必要で
もう少し違う感想を持っていたのかな?



高田(松田龍平

スタイリッシュな造形に磨きがかかっていた。

腕を伸ばして倒れている探偵を起こしてあげる画が
2回か3回あったと思うが印象的だった。
相棒って感じ。
(実際はそういう濃い関係ではないそうだが)

ロードムービーだった「2」と異なり
ほぼススキノ、時々小樽だった「3」は
ミツオカ・ビュート(高田号)の活躍が少なかった。
しかし
美女(マリ)には一発でエンジンが始動し観客小笑い。

武闘派・波留に1回戦で負けてトレーニングする姿は初公開か。
リベンジはズボン下ろして姑息だが確実に勝利。そして小笑い。

探偵から「クビ」を宣告されても助けに行く心意気。
ただし少し遅いけどw

酪農研究者として札幌を去り・・・江別(笑)へ。
大泉さんの故郷として位置関係を知っていて良かった。
オチが分からない所だった。
 ↑
ここ、エンドロールの後だからね!



岬マリ(北川景子

強く、美しく、可憐。WISH!

探偵に感謝を表明する引きつる笑顔にゾックとした。
隠匿する麗子に差し入れる時の柔和な笑顔に癒された。
さすが女優さんだわ。

探偵と夜遊びする時の可愛さといったらアンタ
もう WISH! WISH! だよまったく(笑)

屋上からジャンプする時
怖がりながらも楽しげだったのが印象的。

北城にいたぶられる姿が可哀想。
リリーさんちょっと手加減してよって思った。

クライマックスのサッポロファクトリーで叫ぶ場面は
予告編では、もっと堂々と仁王立ちという印象だったが
かなり震えながら北條に対峙していた。
2人殺したとはいえ、拳銃は元々使えないという演技なのかな。


最後に、お金に執着した理由が明かされた。
難病の女の子の基金に寄付するというハートフル。

マリの「命を燃やす理由」=他人の子の命を救うって・・・?
最初は混乱して状況が飲み込めなかった。

服用していた薬は何だったかな?モルヒネ
癌か何かで余命幾ばくも無いということでいいのかな?
短い命の使い方として、他人の命を救うというのは
アリかもしれないが、実際できるものかな。

もし私が今、不治の病になったら、どうなるかな。
(少なくとも求職活動は停止)

難病の女の子=我が子の予定日と同じ
という理由・設定は
実は、ワケあってマリは我が子を施設に預けるしかなく
あの看病している母親は実は里親
と思ったの。
(それなんて『思い出のマーニー』?って観ながら思ったw)

でないと、マリは死産か堕胎または遺棄という
かなり可哀想な理由しか思いつかないもの。



諏訪麗子(前田敦子

クレジット4番目で驚いた。

そういう事務所のタレントという設定だったが
そういうプレイのシーンが無かったのは解せない(笑)

いうほど悪女だったかな?
隠匿生活での口調はイラつく感じはあったけど。

あの「あけぼの団地」北海道らしい建物の意匠だよね。

最後は、依頼人である彼氏(原田)とゴールイン。
やはり銀行員(内定)は強い。
消費税に小笑い。



北城仁也(リリー・フランキー

「成り上がり経済人はヤバい奴」の風評被害(笑)

海街diary』の優しいおっちゃんのイメージがあるので
悪役のハマり具合に軽いショックだった。
それが、特殊技能者である俳優という職業なんだけどね。

サディスティックな性癖は天山さんへのカニだけだったが
(あとは一連の恫喝ぐらいかな)
あのシャープな形状のメガネが醸し出す妖艶な雰囲気に
私もあれかけようかなと思ったw

サッポロファクトリーでの格好がラフでも
素性は隠せないなあという演技が凄くて


札束の入ったカバンを入れ替えられて
すぐに襲撃・奪還に行かなかったのは納得できなかったが
間を置かずに道警が逮捕したのかな。
最終盤の大事な所を忘れてる。



モンロー(鈴木砂羽

砂羽さん!
日曜朝の番組と印象をまるで異にする。

小樽パートのみだったが
探偵との話中、憂いた笑顔が印象的だった。
ほんと、女優って怖い(笑)

娼婦だったそうだが
足を洗えば追っ手は来ないのかね。
(そもそも追われる理由は無いか・・・)

ということは、マリも娼婦だったの?
サディストのオモチャだっただけで
そっちのサービスはしていないのか。


探偵は車の免許が無いのでバスで往復していたが
公共交通機関として、大雪では心もとない。
自治体としての北海道は、JR北海道に何らか支援すべきと思った。
でないと
国鉄から民間企業となったJR旅客会社は
赤字を垂れ流してまで営業する義務は無いので
道内の鉄路はすぐに失われるよ。
JR各車は既に不動産会社であり鉄道はオマケだもの。



松尾(田口トモロヲ

一段と両刀使い。
地上波では流せないだろうセリフもバッチリ決まった。
「1」「2」でのやり取りがシリアスの記憶があり
本作では割りとコメディに寄っていた気がしたので
「4」では再び敏腕記者漂う硬派な感じも見たいと思った。



波留(志尊淳)

イケメンなのにサイコな殺人鬼って感じ。
CMとかでもこんな役ばっかりやってる印象なので
前田敦子さんの彼氏役のような
強くて優しいハンサムボーイの演技も見たいと思った。
(別の作品でやってるのだろうが)



源ちゃん(マギー)

出演時間が短いよ!
最終盤のサッポロファクトリー
探偵のカバンをすり替えたトリックに協力していた。
観客としてイベントに来ていたのでおやと思ったが
探偵から依頼されたアルバイト(小銭稼ぎ)だった訳ね。



峰子(安藤玉恵

相変わらずのダイナマイトボディの悩殺演技で
我々を笑いの渦に落とし込む。
監督のアイデアで大泉さんに内緒のイタズラを仕掛けたとかで
ハプニングっぽい自然なやり取りで面白かった。

喫茶「モンテ」の元となる実際のお店は閉店したとか。
これも時代の流れ。


教頭先生(正名僕蔵

冒頭の国際問題(笑)の一連は
キャバクラ行ったこと無いんだけど
お触りって禁止なの?

教師が風営法が適用される店舗を利用しても
適法な商売なら何も問題ない訳で
風俗王でも夜の帝王でも好きにして下さい。
触法教師がゴロゴロ生産されているリアル社会の方が問題だわな。

風俗営業(警視庁)
  http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/fuzoku/index.html
特定遊興飲食店営業のセルフチェック(警察庁)(外部サイト)
  https://www.npa.go.jp/safetylife/hoan/selfcheck/start.html
(関西人時代の仕事で調べたの懐かしい)



フローラ(篠井英介

「2」の設定を引き継いでくれて感謝。
パンフレット等で制作サイドが原点回帰を意識していたようで
「2」のバイオレンスエンタメを否定(とまでは言わないが)的に語っていたので
フローラはじめ「トムボーイズ パーティー」の面々が出てきたので
世界観がつながっていると嬉しかった。



相田(松重豊
ブッチョ(土平ドンペイ)

役者としての扱いは別格なのだろうが、本シリーズでは「2人1組」(笑)
探偵への「理不尽な拷問」と「ピンチに颯爽と駆けつける」
おなじみにの存在感。
恒例のサウナでの掛け合いも心地よい。



マネージャー(野間口徹

それまでも名脇役として観ていたと思うが
確か最初の意識したのは
くちびるに歌を』のコンクールの司会者で知ったはず。

その後、某ももいろクローバーZさんの
『クリスマスドラマ 天使とジャンプ』の山口マネージャー役で認知。

本作でも物腰柔らかなマネージャー役だったが
探偵に「カタログから」と少し強い口調になった時に
コレ、ヤバイ会社だと背筋が凍った名演技。







歓楽街といえば
東京では歌舞伎町を思い浮かべるが
六本木や赤坂、銀座も、飲み屋街といえばそうだよね。
(テレビ頻出の新橋は何か違う)
(どこも行ったこと無いけど)
これまで北海道・札幌には3回ほど旅に出たと思うが
結局、夜のススキノは行ったこと無い。
怖いから(笑)




再就職活動をしながら書き足す。予定。