不惑で上京

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リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

福島第一原発「燃料デブリの取り出し・2021年開始」断念。

 

デブリ取り出し 21年開始断念 - Yahoo!ニュース

12/23(水) 12:56 

福島第1原発、デブリ回収21年開始断念へ コロナ影響で英で試験困難(河北新報) - Yahoo!ニュース

12/23(水) 11:15配信 

福島第1原発、デブリ回収21年開始断念へ コロナ影響で英で試験困難 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS

2020年12月23日 10:54

 東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を巡り、東電が目標に掲げていた2021年内の取り出し開始を断念する見通しとなったことが22日、分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で技術者の移動が制限され、英国で行う試験の実施見通しが立たないためだ。取り出し開始は22年以降にずれ込み、東電は新たな工程を慎重に検討している。

 炉心溶融を起こした1~3号機からのデブリ取り出しは廃炉の最重要工程。初期に使用する腕型の大型装置が英国で完成したが、8月に予定していた試験を開始できていない。

 英国は新型コロナ感染者が200万人を超え、ウイルスの変異種も拡大しロックダウン(都市封鎖)を再導入するなど、混乱の度合いを増している。

 東電は計画の見直しを進め、一部試験を日本で行う代替案を検討中。海外技術者の来日も必要になる見込みだが、コロナ渦で渡航実現は見通せない。英国でしか実施が難しい試験をどうするかも課題だ。

 東電関係者は取材に「現場(第1原発)に入ってから問題を起こすことがあってはならず、必要な試験は実施する」と安全を最優先させる考えを示した。

 計画では、英国のロボット技術専用施設で装置がデブリまで到達できるかどうかを遠隔で確認。21年2月ごろに装置を国内へ輸送し、日本原子力研究開発機構の楢葉遠隔技術開発センター(福島県楢葉町)で本格訓練に入るはずだった。

 取り出し時期の目標は19年12月改定の中長期ロードマップ(工程表)で掲げていた。1~3号機のデブリは推定で計約880トンに上る。東電は初めに2号機で数グラム程度を試験回収する方針で、将来的に規模を拡大させるという。

2020年12月23日 10:55 update 

福島第一原発 「燃料デブリ」の取り出し“来年は困難” 延期へ | 福島第一 | NHKニュース

2020年12月23日 5時49分

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福島第一原子力発電所廃炉で最大の難関とされる「燃料デブリ」の取り出しについて、イギリスで予定していた試験が新型コロナウイルスの影響で実施ができていないことなどから東京電力は来年中の2号機での取り出し開始は困難だとして延期する方針を固めたことがわかりました。

東京電力は、福島第一原発の2号機で計画している「燃料デブリ」の取り出しに向けて、イギリスでことし8月にロボットアームを使った試験を事前に行う予定でしたが新型コロナウイルスの影響で実施ができていません。

また日本へのロボットアームの移送も難しい状況となっていることから東京電力と国は2号機での来年中の取り出し開始は困難だとして延期する方針を固めたことが関係者への取材でわかりました。

イギリスで計画していた試験は日本で実施する方向で調整しているということです。

メルトダウンを起こした1号機から3号機の中に残る溶け落ちた核燃料、いわゆる「燃料デブリ」の取り出しは、廃炉で最大の難関とされ、東京電力と国は、調査が最も進んでいる2号機で来年中に着手することにしていました。  

新型コロナ: 福島第1のデブリ取り出し、21年から延期へ 東電: 日本経済新聞

2020年12月23日 10:21 (2020年12月23日 12:10更新) [有料会員限定]

東京電力ホールディングスは2021年に予定していた福島第1原子力発電所の溶融燃料(デブリ)の取り出し開始を延期する方針だ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、英国でのロボット開発が遅れているためだ。感染の状況を見極めながら、22年に開始できないか検討する。

24日に廃炉進捗を議論する月例の政府会議で東電が報告する。デブリ取り出しは廃炉作業で最も難しく重要な作業とされる。19年12月に政府が改定した廃炉の工程表では、21...

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誰が重要機密をリークしているのか、気になった。

 

原油を海外に依存する日本は「たぶん」原発は必要なのだと思うが

再稼働や新規計画は、この3.11の清算が済んでから、と思うなー。

少なくとも

「安全に取り出せる技術」が確立してからでないと

「第二の事故」が起きた時に対処できない。

 

ただでさえ原発は「ゴミ捨て場が無いのにゴミを作っている」状態で

意識高い系の人々が口酸っぱく言っている「未来の子供たち」に

人間が抱えることのできないごみの処理を先送りしている。

 

 

この工程表(ロードマップ)に縛られて焦って作業して

また爆発?暴発?するよりも

安全に取り出せる技術が完成するのを待つしかないね。

廃炉措置に向けたロードマップ - 福島県ホームページ

掲載日:2020年2月20日更新

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廃炉に向けたロードマップ - 廃炉プロジェクト|プロジェクト概要|東京電力ホールディングス株式会社

(掲載日不明)

中長期ロードマップの目標行程(マイルストーン

f:id:fuwakudejokyo:20201224110316p:plain

 

 

そんな、人類の革新的な技術開発に携われるの、羨ましいなあと思っている。

福島のため、日本のため、地球人類のための技術。

記事にもあるように、困難さは想像に難くないが、やり甲斐あるだろうな。

 

でも、現地は危険と隣り合わせなのは変わらない。

今は安定しているとはいえ、明日いや今日、大きな余震が来たら

壊れかけの原子炉・堆積する核燃料がどうなるか分からない。

 

安全第一。

 

 

私が現地を訪問したといっても

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ごく一部なので偉そうに言うつもりは無いが

広い国土と多くの国民を失っている取り返しのつかない事実。

その現場を、国の偉い人は、自分の足で立って、自分の目で見て

議論しているのかな?

(当然しているよね)

 

東京で再就職できたら、再び福島を訪れようと思っていたが

なかなかそうもいかない現実。