どこかで書き残しておきたかった記事。
警戒区域の開発抑制へ 土砂災害対策【突入 湯崎県政4期目】<2> | 中国新聞デジタル
2021/11/30 23:24
(写真)
8月の大雨で土石流に削られた山肌を見る西谷さん。周囲はさら地になったり、ブルーシートで覆われたりしている(広島市西区)
▽安全な平地へ住民誘導
急傾斜地に、住宅が山林との境界すれすれまで立ち並ぶ。広島市西区田方3丁目の清水ケ丘団地だ。「土砂の力があれほどすさまじいとは…」。町内会長を務める西谷良浩さん(81)の3カ月前の記憶は生々しい。
【突入 湯崎県政4期目】<1>危機教訓、第6波に備え コロナ禍と医療
8月14日午後7時ごろ。大雨で住民の安否確認に走る中、土石流に遭遇した。石垣の陰で間一髪かわし、木や岩を含んだ濁流が押し寄せる様子をなすすべなく見守った。山際の家屋はえぐられ、団地のメイン道路は200メートルにわたって埋まった。自然の猛威を目の当たりにし、しばらくは寝付けない日が続いたという。
西原さんによると、団地は65年ほど前に果樹畑を造成してできた。今は35世帯が暮らしている。あの夜、土石流は団地南側の山裾に沿って流れた。土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)と重なるエリアだった。
平地の少ない広島市をはじめ、広島県内の各地の丘陵地では、高度経済成長期を中心に宅地開発が進められた。2014年8月の広島土砂災害、18年7月の西日本豪雨などでは、そうした地域が被災した。
▽「逆線引き」導入
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ここから先の記事が面白いのに。(面白いとか失礼だろ)
田方3丁目の土石流の映像は『イマナマ』で見たかな。
(他にテレビ見てない)
(あの印は「田方3」でポイントされただけで、そこが土石流の発生地ではない)
今の自分も、傾斜面の近くだし近所の川が氾濫するかもしれないので
少なからず関心のある「都市経営の転換点」という印象。
記事後半にあるように、土地取引や土木・建設・不動産などで食べている企業は
開発しないと死んじゃうので、あの手この手で反対すると思う。
でも
土石流や地すべり、急傾斜地などの危険区域を指定される土地は
入植しようがしまいが危険なので、もともと人が住む土地では無いんだよね。
今、自分がそんな所に住んでるので、何をかいわんやだけど。
(県が事業主の法面の防災工事は何年か前に済んだ)
先の、熱海での土石流の惨劇もある。
本件が人災か天災かは、裁判で明らかになるだろうが
人の手が入った場所で人が死んでいる事実は厳然とあるので
事業者はもちろん、許認可権限のある静岡県や熱海市、基準を示す国も
事実を向き合って欲しいよね。
地震災害・津波災害でも繰り返される地域コミュニティの分散となるので
迂闊に「避難」「移転」とか言えないけど
危険区域の住民の移転を促し、移転補償などきちんとすれば
集団疎開などで、地域をより安全な場所へ移動できるといいよね。
危険だとレッテル貼られて困っている事業者に
移転先の整備を優先してあげるとかね。
そういう平地で安全な土地は開発し尽くされているので
若干難ありの危ない土地に、開発圧力が及んでいるのだろうけど。
(土地代も安価だし)
(インフラ整備にお金かかるので販売代金に乗っかるけど)
島根県の事例。
江の川治水へセット案 住宅移転・宅地かさ上げ・堤防 江津の田野地区に国など提示 | 中国新聞デジタル
2021/12/4 10:24
国土交通省などは水害が相次ぐ島根県西部の江の川下流域の治水対策を巡り、江津市川平町田野地区で、住宅の移転と宅地かさ上げ、堤防をセットにした案をまとめた。同じ地区で移転とハード事業を組み合わせるのは下流域で初めて。事業期間や費用を圧縮し、3年余りで3回も浸水が続く事態への対処を急ぐ。
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宅地かさ上げ軸、治水事業10年で 島根・川本町谷地区、国や県が住民説明会 | 中国新聞デジタル
2021/12/11 11:37
江の川の氾濫に伴う水害が相次ぐ島根県川本町谷地区で、国土交通省浜田河川国道事務所と県、町は9日夜、治水対策の住民説明会を開いた。宅地かさ上げを軸とする治水事業を約10年で完了するとし、町はかさ上げ後のまちづくり構想の素案を示した。
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東京のとある地域での大水害でこれが話題となったが
全員が希望通りに進むとは思わないが
できるだけ多くの人が安全に暮らせるように事業が上手く進むといいね。
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