先日の「見学会」の時にも気になっていた。
専門家会議の資料が上がって来るのを待っていたが、決定打ではないからか
公開しないのね。
どれだろ?
“旧陸軍被服支廠に高い歴史的価値” 県が調査結果を報告|NHK 広島のニュース
03月18日 17時31分
広島市に残る最大規模の被爆建物「旧陸軍被服支廠」について、国の重要文化財の指定を目指す広島県は、歴史的価値などを独自に調査した結果を18日、専門家の会議に報告しました。
広島県は「旧陸軍被服支廠」の4棟ある建物のうち3棟を所有し、国の重要文化財の指定に向けた歴史的価値などの調査結果をまとめ、18日に開かれた専門家の会議で報告しました。
この中で、県の担当者は原爆投下後に救護施設として被爆者を受け入れ、鉄の扉「鉄扉」などには被爆のあとが残り、歴史的価値が高いとする調査結果を報告しました。
また会議では、建物の安全性を高めるため、県と国の担当者が鉄扉の落下を防止したり、鉄骨を設置したりして補強する方針を示しました。
これに対し、専門家からは被服支廠に使われている部材は貴重で、再利用できるものは保存してほしいといった意見が出されました。
「安全対策・価値調査等検討会議」の後藤治会長は、「重要文化財の指定基準を十分に満たす価値が発見できた。報告書をしっかり国に提出して、なるべく早い時期に国に調査してもらいたい」と話していました。
県は、専門家からの指摘を踏まえて最終的な報告書を国に提出し、重要文化財の指定に向けた国の調査を働きかけることにしています。
旧陸軍被服支廠に国重要文化財の価値 広島県有識者会議が調査結果まとめる | 中国新聞デジタル
2023/3/21(最終更新: 2023/3/26)
被服支廠
広島市南区にある被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」を巡り、広島県の有識者検討会議は国の重要文化財(重文)指定に向けた県所有3棟の調査結果をまとめた。「鉄筋コンクリート造りで国内最古級」「被爆の痕跡が原型のまま残る」など4点の特質を列挙し、国重文の価値があると結論付けた。近く文化庁へ報告する。
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被服支廠 国重文の価値 広島県有識者会議 3棟調査まとめ | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
23年3月23日
広島市南区にある被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」を巡り、広島県の有識者検討会議は国の重要文化財(重文)指定に向けた県所有3棟の調査結果をまとめた。「鉄筋コンクリート造りで国内最古級」「被爆の痕跡が原形のまま残る」など4点の特質を列挙し、国重文の価値があると結論付けた。近く文化庁へ報告する。
今回の調査で、屋根や窓周りに使われている石材が周南市の大津島産の花こう岩であるのが新たに分かった。また、1913年に完成した現存する4棟は当時、広島市の建設業者だった堀内組(堀内茂吉代表)が建築した可能性が高いとした。見積書や新聞記事から判明した。
調査結果は、建物の特質を4点に整理した。旧陸軍の歴史を知る上で重要な遺構▽500メートルに及ぶ景観を形成▽コンクリート工法とれんが造りを併用し、設計技術の高さを反映▽被爆の痕跡とともに、数多くの被爆者を受け入れた歴史を持つ―などとまとめた。
検討会議は18日に県庁であり、調査結果を了承した。県は今後、報告書を文化庁に提出し、重文指定を働きかける。(河野揚)
(2023年3月23日朝刊掲載)
航空写真は、県所有の3号棟と、国所有の4号棟のL字部分。
国にも同調しろとプレッシャーをかけている。
ヒロシマの空白 被爆75年 さまよう資料 <9> 被服支廠 | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター
20年4月20日
とにかく崩壊しないように保存して、まずは原形を留めて
利活用は機が熟してからでもいいのに
と思ったこともあったが
莫大な維持管理費の捻出のため、単独で稼がないといけないのかな。
重文に指定された後に改造するとなると、手続きが厄介なので
同時進行という形なのかもね。
県とその支持者は、つい最近まで解体除却する気まんまんだったのに
どうしちゃったんだろうね?
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