不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

題名のない音楽会「♪なんてったってヴィオラ・ジョーク」

http://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2014/contents/Broadcast/0039/


世界的指揮者・佐渡裕さんでさえ
「なんてったってシリーズが踏み込めなかった」と紹介する、ヴィオラ

私は好きだけどな。
あの、声の低い女声っぽい渋く艶めかしい響きが。


ヴィオラが第一ヴァイオリンの対面に座るのは主流なのかしら?
関西人時代に、N響や大フィルを鑑賞した時は
上手(かみて・指揮者右側)はチェロが座っていたと思うが
映画『マエストロ!』は、番組と同じだったし
来週の予告でも佐渡さんの右にヴィオラが居たから。
(第二ヴァイオリンだったりして)


クラシック界のタブー「ヴィオラ・ジョーク」(笑)

ヴィオラという楽器・ヴィオラ奏者=影の薄い存在。

ヴァイオリンを盗まれたくなければ
ヴィオラのケースに入れておけ。

ヴァイオリンとヴィオラの違いは?
ヴィオラの方が長く燃える。

ヴィオラ奏者はかくれんぼをしません。
なぜって?誰も探しに来てくれないから。

なんか、朝から悲しいな(笑)
(見たのは夜だけど)


ゲストのお三方も苦笑いだが、そんな扱いには慣れている様子。
ヴィオラ奏者ってMだな、きっと。



ヴァイオリンは楽器の女王様らしい。ピアノじゃないの?

その女王様と比べ図体がデカいから運指が難しいのは当然。
コントラバスでチャールダーシュ弾けないでしょ?)
川本嘉子さんは難曲「♪美しきロスマリン」を熱演。

地味な奏法「刻み」ワルツから運命までリズムをガシガシ。
吹奏楽団では打楽器だったので、裏拍・裏打ち大好きな私には
生沼晴嗣さんの「終演後のビールが美味い」分かるつもりです。

言われ放題のヴィオラだが、須田祥子さんの
「ファーストヴァイオリンはヴィオラの手の上で踊らされているだけ」は
ヴィオラに対する愛とプライドを感じた。


ヴィオラのソロ曲って知らんな、確かに。
映像を見ながら感心する佐渡さんと青島広志アドバイザーが面白かった。
業界的にニッチといえばそれまでだが、プロでも案外と知らないんだね。
でも
ドヴォルザーク弦楽四重奏曲アメリカ」の印象的なメロディは知ってた。


「楽団員組合の理事になる人が多い」「あくまでも影の存在」
新しいヴィオラ・ジョークの誕生だな。


最後のテレマンの四重奏曲など
ヴァイオリンのそれと遜色ない華やかさがあったと思った。
番組名物・高嶋ちさ子さんのユニットと対決してもらおうか。






サイレントビオラ
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/strings/silentviolas/svv-200/?mode=model