暴言。
どんな時に押せばいい? 押したらいったいどうなる? 駅のホーム設置の非常停止ボタン(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) #thepage_jp https://t.co/p9tl0Fre5w
— THE PAGE(ザ・ページ) (@thepage_jp) 2021年12月26日
どんな時に押せばいい? 押したらいったいどうなる? 駅のホーム設置の非常停止ボタン(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)
2021/12/26(日) 18:30配信
(いい動画)
忘年会や新年会など、お酒を飲む機会が増える年末年始になると、よく見かけるのが駅のホームで千鳥足になっている酔客です。フラフラ、フラフラと歩くこの人がもし線路に転落してしまった時に、駅係員らにそのことを伝える手段として、多くの駅に非常停止ボタンが設置されています。しかし、実際にどのような場合に押せばよいのか、よくわからない人もいるのではないでしょうか。ボタンの機能や押すべきタイミングなどについて、鉄道各社に聞いてみました。
JR西日本の研修施設で体験
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駅のホームでよく見かける非常ボタン。このボタンを押したらどうなるのか?
ボタンを押せば、何がどうなるのか。確かめるべく、大阪市吹田市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の社員研修センターを訪れました。
屋外にある研修用のプラットホーム上の支柱に、「非常ボタン」と記された黄色いケースが設置されています。このホームには1つだけしかありませんが、実際の駅では20メートルごとに1つ、列車1両につき1つの割合で配置しているそうです。
ボタンの上に右手の人差し指を置き、軽く押してみましたが、びくともしません。指先に力を加えながら押し込むと、ようやくボタンが沈んでカチンという手応えが伝わるとともに、ピポピポピポピポと警報音が鳴り響き始めました。甲高い音で、緊張感が伝わってきます。
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非常ボタンの看板と表示灯(左)と線路脇にある非常報知灯
同時に、ボタンの上にある黄色い表示灯と、ホームの外に設置された赤い色の非常報知灯が作動し始めました。表示灯は、現場に向かう駅係員にボタンが押された場所をいち早く知らせる役割を担います。駅係員が到着したら、ボタンを押した人が危険の発生した場所を知らせる、という流れになります。
非常報知灯は、駅に近づいてくる列車の運転士に緊急事態の発生を知らせます。これを見た運転士は、急ブレーキを掛けて列車を急停止させます。
ホームから人が転落した時などに
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非常ボタンは実際の駅では20メートルごとに1つ、列車1両につき1つの割合で配置されている
このボタンは、駅係員だけでなく、乗客が押しても大丈夫です。ボタンを押すべきケースとしては、▽ホームから乗客が転落した時▽線路内に人が立ち入った時▽列車に接触しそうな乗客がホームにいた時――などが挙げられます。
JR西日本によると、ホームから転落する人の半分近くは酒を飲んでいた人だといいます。例年暑さでビールの消費が増える6~8月と、忘年会・新年会シーズンの12~1月は、特に酔客が多い傾向にあるそうです。同社では女優ののんさんを起用したキャンペーンなどを展開。酒を飲んだ時にはホームからの転落に気をつけるよう呼びかけているほか、線路に転落するなど危険な状態にある人を見かけた場合はボタンを押すよう訴えています。
線路への転落のほか、過去には、自殺しようとしているとみられる人が線路内に立ち入った時にボタンが押されたケースもあります。同社鉄道本部駅業務部企画課課長代理の大田三好さんは、「ほかにも、ホーム内に看板が落ちていた時、ホーム上に体調の悪い乗客がいた時に押されたケースがあります。ボタンを活用することで、事故を未然に防ぐ効果があると考えています」と話します。
新大久保駅での事故がきっかけ
この列車を非常停止させるためのボタンは、JR西日本だけではなく鉄道各社の駅に設置されています。
多くの鉄道会社の駅に設置が広がるきっかけとなったのが、2001(平成13)年1月にJR山手線・新大久保駅で起きた人身事故です。この事故では、ホームから線路に転落した1人と、その人を救助するために線路に降りた2人の計3人が入ってきた電車にはねられ亡くなりました。
この痛ましい事故を受けて、国は同年2月、鉄道各社に対して、(1)列車のホームへの進入速度がおおむね時速60キロ以上(2)1時間あたりおおむね12本以上の列車が通過または停車――という2つの条件を満たすホームにはボタンを設置するなどの安全対策の実施を求めました。
国土交通省鉄道局施設課によると、この2つの条件を満たすホームのある駅のうち、国が求めた安全対策を行った駅の割合は、2001年度の37.8%から着実に増えていき、2014年度には100%に到達しました。
各社で異なるボタンの名称
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各社の非常ボタン。左から小田急電鉄(同社提供写真)、JR東日本(同社提供写真)、京阪電気鉄道
乗客の安全に欠かせないボタンですが、実はその名称は鉄道会社によってまちまちです。JR西日本は「非常ボタン」、あるいは「ホーム非常ボタン」と呼んでいますが、同じJRグループでもJR東日本は「非常停止ボタン」と名付けています。このほか、小田急電鉄はJR東日本と同じ「非常停止ボタン」、阪急電鉄は「列車非常停止ボタン」、京阪電気鉄道は正式名称を「ホーム異常通報装置」としていますが、乗客に機能をより分かりやすく伝えるためにホーム上では「非常通報ボタン」と表示しています。なお、国は「非常停止押しボタン」としています。
名称だけでなく、ボタンのケースの形状も各社バラバラですが、危険が発生した時に駅係員や運転士にいち早く伝える、という基本的な機能は同じです。
国交省の担当者は「ボタンの設置によって迅速な救助や列車の停止の実現につながっている」と評価。一方で、「列車が駅に入ってくる直前に押されると急に止まるのが難しいことや、そもそもボタンが押されなければ危険を検知できない点が課題」と機能面での限界も指摘しています。
(取材・文:具志堅浩二)
「非常停止ボタン」と「列車に自動ブレーキを働かせる機能」を連動させないのは
あくまでも最後の判断は運転士(JRの社員)が背負うことで
ホームの利用客に「もっと早く押しておけば」と思わせないためだろうな。
鉄道の安全は「まず止める」が原則。
一見して「酩酊」「ながらスマホ」など転落した理由は分からないし
運転士にトラウマを植え付けないためにも
鉄道利用者としても「まず止める」は必要な心得なのだろうな。
例外はトンネル内の火災だったはず。
2021年に頻発した列車内テロでは、客の判断で自動停止するなど対応が難しかった。
もう全然、鉄道を利用していない。
早くコロナが沈静化して(収束あるいは終息は無いだろうし)
「通勤電車、辛いわー」という生活に戻りたい。
いや別に再就職できたら車通勤でもいいけど。
ホームのベンチをレール方向から枕木方向に配置した安全対策は
福知山線の脱線事故を契機に「安全」に投資を続けるJR西日本の
特筆すべき研究成果のひとつ。
駅ホームのベンチ「向き変更」広がる 関西発祥の安全対策、関東でも拡大 | 乗りものニュース- (2)
2019.03.29 乗りものニュース編集部
駅のベンチ90度回転 酔客の向き変え転落防ぐ: 日本経済新聞
2019年7月2日 7:01
だったはず。要出典。
(硬い)
(柔らかい)
大阪市営地下鉄(当時)は、ホームが狭いので実施していないなかったし
私鉄各線も、まだまだレール方向に置いていた。
その方が個数を多く設置でき、客の流動の方向と一致する。
東京の鉄道も、当時はレール方向に並べていたと思う。
今では変わったのだろうな。
時代に取り残されている。
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21/11/11
先日「ゴチになります」を卒業なさった、中条あやみさん可愛いね。
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