タイトル長い(笑)
イベントー上映 | 広島県福山市アニメイベント フクヤマニメ
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星篇』羽原信義監督×福井晴敏さん×岡秀樹さん生オーディオコメンタリー上映!
世の中の勤労者の皆様には大変申し訳ありませんが
連日の映画鑑賞。
関西人時代に数え切れないほど福山駅は通過したが
(お城を貫く新幹線)福山市を観光で訪れた記憶は無い。
福山駅の駅ビルというか商業施設「さんすて福山」は
産物屋の区画は朝から開いているが、朝は客用のトイレが使えない。
(駅改札外施設の少々昭和なトイレは開いてる)
羽原監督が福山市出身というのは何かの折に知っていたが
(岡秀樹さんはお隣の三原市出身)
監督も実現に賛助した「フクヤマニメ」なるイベントは知らなかった。
今回のイベントも、どういうキッカケだったか忘れたが
羽原信義さん(監督)、福井晴敏さん(シリーズ構成)、岡秀樹さん(脚本)が
イベント上映すると知って、遠路遥々夜明けと共に行ってきた。
駅近隣の街中にノボリ沢山。
会場の「福山駅前シネマモード」は
http://www.furec.jp/cinema-mode/
監督が幼少の頃はピカデリーと呼ばれていたそう。
発券機が屋外に1台しかないということで早めに行った。
ディスプレイが太陽光で見えにくかったが
そこまで先客たちに待たされることもなく運が良かった。
館内は随分とクラシックだったが、映像や音響などは至って普通。
トーク中に音を抑えるようにお願いするほど
最新のシネコンに劣らぬ迫力でガンガン鳴り響いた。
1階席は昭和風のフカフカの椅子、2階席はチェア席とソファ席と
幾つかバリエーションがあったのは面白いなと思った。
入場時に、質問アンケート用紙とサプライズ企画のチラシをもらった。
昭和のアイドルの親衛隊のような熱心なファン有志が
お三方を熱烈に お・も・て・な・し した形。
きちんと版権元から許諾を得ていたのは、さすが
あちら側の監督がこちらに助言したイベントだなと思った。
岡さんはイベントを回す役だったので終始、大変そうだった。
(特にプレゼント企画)
福井さんは、いつもの調子で飄々と苦労も達観した素振りだった(笑)
監督は、故郷のファンによる歓迎に思わず熱くなった様子だった。
今回のイベント上映で『2202』初見のお客さんもチラホラいた。
何たるチャレンジャー(笑)
その生コメンタリーは
最初に説明があったように本編に限ったではなく
制作期間全体の苦労話や裏話、侃々諤々、感動秘話(笑)や
映画を作るための技術的あるいは人間的なマネージメント
アニメ業界を取り巻く制作環境などなど
(確かに...もう少し本編の音が小さければね)
全7章の大航海の舵輪を預かった3人の生々しい証言という感じだった。
耳に残った言葉はメモしたが、たぶんここには書かない。
(暗闇での走り書きなので読めない...)
次回作『2205』は期待できる!と福井さんが控えめに言ってたので
NEWS | 宇宙戦艦ヤマト2202 それまでには社会復帰したい。
最後に、全員で1階席に集まって記念撮影。
平均年齢が思いのほか高い(笑)が、若い子も少なくなかった。
このような公式サイドが企画したものではないイベント上映は
初めて参加したが、楽しく過ごせた。
(公式側のイベントは『2199』の「たっぷりヤマトークナイト/帰還式」かな)
監督の長い長い宣伝活動も、今日で投錨らしい。
舞台挨拶は、監督業と社長業という激務で疲弊した中で
ファンと接することができる「数少ない楽しみ」だったと漏らしていた。
そういう人柄に、スタッフやファンが支えたのだろうと思った。
前作『2199』の出渕裕総監督は、畏敬というか畏怖という存在だった。
「こっちに来て共にヤマトに乗って旅をしよう!」という感じというかね。
制作体制がまるで異なるので、どちらが良い悪いではないよ。
日本国民それぞれに「俺ヤマト」があるので
『2202』の評価は1億通りある。
私のように概ね歓迎の人もあれば
色々な理由をつけて罵詈雑言を並べる人もいる。
私も100%諸手を挙げて賛辞かといえば否よ。
・映像で語られない部分が多い(デウスーラを曳航したワープ描写他)
・あと少し演技を足せばキャラが生きる(山崎の山本発見の場面他)
・なぜロボット兵器?(空間騎兵、ガ軍のニードルスレイブ)
・徳川機関長と加藤の死に方(余りに軽い。声を大にして言いたい)
など。
だが
特攻という結末で救われなかった『さらば』を
現代の在り方で、ヤマトと古代君と雪を救った所が、良かった。
(それがダメらしいけど、知らんわw)
無職が映画を語ったぜ。
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