不惑で上京

★不惑で上京

リストラ解雇された後に、東京で再就職したブラック企業を退社した後に、実家に戻らされた田舎者の独り言。

フクヤマニメ2『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星篇』羽原信義監督×福井晴敏さん×岡秀樹さん生オーディオコメンタリー上映!...に行ってきた。

タイトル長い(笑)

 

フクヤマニメ2|広島エリア最大級の福山市アニメイベント

イベントー上映 | 広島県福山市アニメイベント フクヤマニメ

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章 新星篇』羽原信義監督×福井晴敏さん×岡秀樹さん生オーディオコメンタリー上映!

  

世の中の勤労者の皆様には大変申し訳ありませんが

連日の映画鑑賞。

 

 

関西人時代に数え切れないほど福山駅は通過したが

(お城を貫く新幹線)福山市を観光で訪れた記憶は無い。 

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福山駅の駅ビルというか商業施設「さんすて福山」は

http://sun-ste.com/fukuyama/

産物屋の区画は朝から開いているが、朝は客用のトイレが使えない。

(駅改札外施設の少々昭和なトイレは開いてる)

 

 

羽原監督が福山市出身というのは何かの折に知っていたが

(岡秀樹さんはお隣の三原市出身)

監督も実現に賛助したフクヤマニメ」なるイベントは知らなかった。

 

今回のイベントも、どういうキッカケだったか忘れたが

羽原信義さん(監督)、福井晴敏さん(シリーズ構成)、岡秀樹さん(脚本)が

イベント上映すると知って、遠路遥々夜明けと共に行ってきた。 

 

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駅近隣の街中にノボリ沢山。
 

 

会場の福山駅前シネマモード」

http://www.furec.jp/cinema-mode/

監督が幼少の頃はピカデリーと呼ばれていたそう。

発券機が屋外に1台しかないということで早めに行った。

ディスプレイが太陽光で見えにくかったが

そこまで先客たちに待たされることもなく運が良かった。

 

館内は随分とクラシックだったが、映像や音響などは至って普通。

トーク中に音を抑えるようにお願いするほど

最新のシネコンに劣らぬ迫力でガンガン鳴り響いた。

1階席は昭和風のフカフカの椅子、2階席はチェア席とソファ席と

幾つかバリエーションがあったのは面白いなと思った。 

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入場時に、質問アンケート用紙とサプライズ企画のチラシをもらった。

昭和のアイドルの親衛隊のような熱心なファン有志が

お三方を熱烈に お・も・て・な・し した形。

きちんと版権元から許諾を得ていたのは、さすが

あちら側の監督がこちらに助言したイベントだなと思った。

 

岡さんはイベントを回す役だったので終始、大変そうだった。

(特にプレゼント企画)

福井さんは、いつもの調子で飄々と苦労も達観した素振りだった(笑)

監督は、故郷のファンによる歓迎に思わず熱くなった様子だった。

 

 

今回のイベント上映で『2202』初見のお客さんもチラホラいた。

何たるチャレンジャー(笑)

 

 

その生コメンタリーは

最初に説明があったように本編に限ったではなく

制作期間全体の苦労話や裏話、侃々諤々、感動秘話(笑)や

映画を作るための技術的あるいは人間的なマネージメント

アニメ業界を取り巻く制作環境などなど

(確かに...もう少し本編の音が小さければね)

全7章の大航海の舵輪を預かった3人の生々しい証言という感じだった。

 

耳に残った言葉はメモしたが、たぶんここには書かない。

(暗闇での走り書きなので読めない...)

 

次回作『2205』は期待できる!と福井さんが控えめに言ってたので

NEWS | 宇宙戦艦ヤマト2202 それまでには社会復帰したい。

 

 

最後に、全員で1階席に集まって記念撮影。

平均年齢が思いのほか高い(笑)が、若い子も少なくなかった。

 

 

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このような公式サイドが企画したものではないイベント上映は

初めて参加したが、楽しく過ごせた。

(公式側のイベントは『2199』の「たっぷりヤマトークナイト/帰還式」かな)

 

 

監督の長い長い宣伝活動も、今日で投錨らしい。

舞台挨拶は、監督業と社長業という激務で疲弊した中で

ファンと接することができる「数少ない楽しみ」だったと漏らしていた。

そういう人柄に、スタッフやファンが支えたのだろうと思った。

 

前作『2199』の出渕裕総監督は、畏敬というか畏怖という存在だった。

「こっちに来て共にヤマトに乗って旅をしよう!」という感じというかね。

制作体制がまるで異なるので、どちらが良い悪いではないよ。

 

 

日本国民それぞれに「俺ヤマト」があるので

『2202』の評価は1億通りある。

私のように概ね歓迎の人もあれば

色々な理由をつけて罵詈雑言を並べる人もいる。

 

私も100%諸手を挙げて賛辞かといえば否よ。

映画の感想。各話も。

 ・映像で語られない部分が多い(デウスーラを曳航したワープ描写他)

 ・あと少し演技を足せばキャラが生きる(山崎の山本発見の場面他)

 ・なぜロボット兵器?(空間騎兵、ガ軍のニードルスレイブ)

 ・徳川機関長と加藤の死に方(余りに軽い。声を大にして言いたい)

など。

だが

特攻という結末で救われなかった『さらば』を

現代の在り方で、ヤマトと古代君と雪を救った所が、良かった。

(それがダメらしいけど、知らんわw)

 

 

無職が映画を語ったぜ。