今日の「ブラタモリ」は淡路島がテーマ。
北淡震災記念公園(野島断層保存館 | 北淡震災記念公園)で地表に出現した断層を
保存するか否かで議論があったというエピソードが紹介された。
神戸市内・阪神間でも「死者を思い出すのでいやだ」「後世のため事実を残す」など
震災遺構として保存するかしないかの議論が各地であった。
地域の人が話し合い決めたことが今、各地に残っている。
(残さなかった、残せなかったものもある)
番組では紹介されなかったが、保存館の「メモリアルハウス Memorialhouse」も
見応えがあると言うか、足が震える。
淡路島は関西人時代、社会人バンドの仲間に何度か行った。
地震の仕事をしていたこともあり、ここには割りと早く連れて行ってもらった。
何もかも皆、懐かしい。
さて・・・
震災遺構 福島 浪江町の請戸小学校校舎 来月24日一般公開へ | 東日本大震災 | NHKニュース
2021年9月22日 18時54分
東日本大震災と福島第一原発の事故の被災地では、被害を受けた建物を震災遺構として保存、公開する動きが広がっていて、福島県浪江町の請戸小学校の校舎が福島県内では初めて、来月24日から一般に公開されることになりました。
震災と原発事故の教訓を伝える
浪江町の請戸小学校は、10年前の東日本大震災で津波に襲われ、学校にいた子どもたちは高台に避難して全員無事でしたが、校舎は1階部分を中心に大きな被害を受けました。
町は校舎を震災と原発事故の教訓を伝える震災遺構として保存することを決め、公開に向けた整備を進めていて、今月中には工事が終わる見通しがたったことから、来月24日から一般に公開することを決めたということです。
建物は、津波の被害があった1階部分の教室と体育館はできるかぎりそのままの状態で残し、通路などから見られるようにしました。
また2階部分には、原発事故による避難の経緯や事故当時、行方不明者の捜索が困難になったことなどを説明するパネルを展示することにしています。
東日本大震災の被災地では、児童と教職員合わせて84人が犠牲となった宮城県石巻市の大川小学校などが震災遺構として保存され公開されていて、原発事故でも甚大な被害を受けた福島県の建物で、震災遺構として公開されるのは請戸小学校が初めてです。
「請戸小」10月24日開館 浪江の震災遺構、記憶と教訓を伝承へ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
2021年09月23日 09時15分
10月24日に開館する震災遺構「請戸小」=22日、浪江町請戸
浪江町が震災遺構として町内の請戸字持平に整備を進めてきた「請戸小」が10月24日に開館する。東日本大震災の津波で被災した当時の姿を残す校舎で、児童や教職員の被災体験などを紹介し、震災と東京電力福島第1原発事故の記憶と教訓を伝承する。
震災遺構は震災で倒壊した建物などを取り壊さずに保存し、後世に伝えるための施設。宮城、岩手両県では整備・公開されてきたが、本県では初めてとなる。
請戸小は海岸から300メートルほど離れた沿岸部に位置する。津波は校舎2階の床面まで到達し、1階は全て押し流された。校舎には当時、1年生を除く児童82人と教職員14人がいたが、近くの高台に避難するなどして無事だった。ただ、小学校のある請戸地区では154人が犠牲になった。
請戸小も開館後に一般公開される。校舎には、むき出しの鉄骨や、津波到達時刻の「午後3時37分」で針が止まったままの時計など生々しい爪痕が残る。学識者や町民らでつくる検討委の提言を踏まえ、町は児童や教職員の避難状況のほか、地域の歴史などを紹介するパネルを設置する。総事業費は約3億5000万円。
請戸小周辺には震災の犠牲者が眠る大平山霊園(浪江町)や鎮魂の場「先人の丘」(同)がある。南側には浪江、双葉両町にまたがる復興祈念公園と、東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉町)が立地しており、一帯が震災と原発事故の記憶伝承の場となる。
福島・請戸小学校 震災遺構として10月24日から一般公開 | 毎日新聞
毎日新聞 2021/9/24 17:40(最終更新 9/24 18:34) 605文字
福島県初の震災遺構として10月24日に一般公開が始まる浪江町立請戸小学校の校舎=同県浪江町で2021年2月13日、本社ヘリから手塚耕一郎撮影
東日本大震災で被災した福島県浪江町の町立請戸(うけど)小学校が、震災遺構として10月24日から一般公開されることになった。津波で被害を受けた建物を取り壊さずに保存する震災遺構は、岩手、宮城両県で整備されてきたが、福島県では初めて。
請戸小は、海岸から約300メートルに位置し、津波は校舎2階の床まで到達。地震発生時に学校にいた2~6年生82人や教職員は徒歩で近くの高台に避難し、下校済みの1年生も無事だった。ただ、請戸小のある請戸地区では住民ら154人が犠牲になった。
町には東京電力福島第1原発事故による避難指示が出たため、請戸地区でも行方不明者の捜索が遅れることになった。避難指示は帰還困難区域を除き2017年春に解かれた。
むき出しの鉄骨などが残る2階建ての校舎には、避難状況や地域の歴史を紹介するパネルを設置する。1階の教室や職員室は建物内部から見学でき、2階の教室には映像や資料を展示する。校舎隣にはトイレや受付のある管理棟と駐車場を整備した。
町教委によると、開館時間は午前9時半~午後4時、火曜定休を予定する。入館は有料。JR浪江駅からは遠いが、送迎バスは当面ない。震災当時の地区住民ら4人を臨時に採用し、町教委の職員と合わせ1日数人がスタッフとして管理棟に常駐する。
浪江町の南隣にある双葉町には昨年9月、県の東日本大震災・原子力災害伝承館がオープンしており、連携も検討している。【尾崎修二】
2017年(平成29年)11月に現地を訪問した。
同年3月に浪江町の当該部分は、立ち入り制限が解除されたようだが(あれ?)
浪江町役場のサイトでは「できれば沿岸に行かないで」とお願いがあったはず。
どこに書き残したかなあ。
あった。
【富岡町・浪江町へ】プロローグ(2)準備いろいろ。 - ★不惑で上京
お願い(請戸小学校周辺への視察等について) | 浪江町ホームページ
掲載日:2014年11月4日
浪江町では、現在、沿岸部の災害復旧事業関連で多数の大型工事車両が往来しております。
つきましては、浪江町に立入りの際には、安全面等の観点から極力沿岸部への立入は控えますようお願いします。
特に、請戸小学校周辺の視察等により大型バス等で立入りますと、工事の中断等が生じており今後の復興計画に支障をきたす恐れがある事から
皆様のご理解とご協力をお願いします。
JR浪江駅から、現在の「なみえ創成小学校・中学校」の周辺が最も遠かった。
(当時の「浪江東中学校」)周辺までしか行けてない。
請戸地区まで、JR浪江駅から徒歩でも1時間少々らしいが
「足が無い」「トイレが無い」で沿岸部は断念した。
(体調不良で地元消防に迷惑をかけるのはダメ絶対)
Google マップを加工
最新の状況。
【初めての方へ】すぐわかる浪江町(なみえまち)の現況 - 浪江町ホームページ
掲載日:2021年9月1日
町内について
平成23年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故により、町内全域に出されていた避難指示は、平成29年3月31日、「帰還困難区域」を除く区域で解除されました。
浪江町内は、平成25年4月に空間放射線量が低い順に、A避難指示解除準備区域、B居住制限区域、C帰還困難区域が指定され、A・B区域では日中の立入りが可能となりました。それ以降、A・B区域については、除染・インフラ復旧・生活基盤の再生を集中的に進めた結果、平成29年3月31日に避難指示が解除されたものです。C区域については避難指示が継続しているため、引き続き居住できません。
「江町請戸」も「A区域」で避難指示は解除されている。
掲載日:2020年3月6日更新本文
避難区域の状況(令和2年3月10日時点)
東京に戻って、また福島県に行きたいね。
(もう無理だけど自己責任)
今後は、浪江町でもお金をしっかり使いたい。
(前回は富岡町に宿泊し土産も支出した十分に使ったとは言い難いけどね)
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