高低差ある横断歩道、アンケートで6割が「安全性が向上」 広島市は本格導入を検討 | 中国新聞デジタル
2023/8/25
路面と高低差をつけて仮設した千田小前の横断歩道(2022年11月)
広島市は、走行車両の減速を促そうと、千田小(中区)前に高低差をつけて仮設した横断歩道の効果をまとめた。車の速度超過が1割ほど減り、一時停止も増加。地域住民の6割が「安全性が向上した」とアンケートで回答しており、市は本格導入を検討する。
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記事の元ネタは、これかな。
スムーズ横断歩道の実証実験の結果について - 報道関係資料|広島市公式ホームページ|国際平和文化都市
令和5年(2023年)7月 18日(火)
道路交通局道路部道路課千田小学校北西の交差点で「スムーズ横断歩道」の実証実験を行いました❕❕
~「スムーズ横断歩道」で児童の安全確保~
1 実証実験の目的
通学路として多くの児童が利用している千田小学校北側の市道は、区域を定めて最高速度30km/h以下の速度規制を実施する「ゾーン30」に設定されていますが、抜け道として速度を上げて通過する車両が多いため、地域からハンプの設置要望がありました。
ハンプは車両の速度抑制効果が期待できる一方で、市街地(住宅街)に設置する場合は、通過する車両による騒音・振動などの影響が懸念されるため、これらを検証することを目的にハンプの機能を併せ持つ「スムーズ横断歩道」の実証実験を行いました。[ハンプとは?]
道路上に設けた凸部(コブ状のもの)で、車両の速度抑制のために設置するものです。
[スムーズ横断歩道とは?]ハンプと横断歩道を組み合わせたものです。(横断歩道をハンプの平坦部に設置し、その前後に傾斜部を設置します。)
横断歩道手前で速度を落とし、歩行者へ譲る運転を促します。
路面を盛り上げることで、小さな子供もドライバーからも見つけやすくなります。2 実証実験の結果(概要)
[交通状況]
「30km/hを超える車両の割合」が減少。(東行き24%⇒15% 西行き41%⇒26%)
「横断歩行者優先の遵守率」が上昇。(東行き73%⇒87% 西行き61%⇒100%)
[地域へのアンケート]65%の方が横断歩道の安全性が向上したと実感。
74%の方が「本格設置すべき」と回答。
☞ 多くの方にスムーズ横断歩道の有効性を実感してもらえる結果となりました!☞ 一方で騒音・振動に関する意見や改善を求める意見もありました。
(速度が出ていると騒音・振動が気になるため、事前に速度を落とさせる工夫が必要 など)
3 今後の取組
今後、本格設置に向けて、地域と合意形成が図れるよう設置効果を広く周知するとともに、交通状況調査の結果を踏まえ、スムーズ横断歩道の手前でしっかりと減速させるための対策を検討したうえで、市・警察・地域の3者が連携して取り組んでいきます。
※実証実験の詳細は以下の添付ファイルのとおりです。
☞ スムーズ横断歩道の実証実験の詳細 [PDFファイル/650KB]
去年10月に海田東小学校、11月に千田小学校が施工していた。
そうそう、あの構造、今は「スムーズ横断歩道」と言うのか。
私が道路も仕事でしていた頃は速度抑止の突起物を「ハンプ」と言ってたが
頂点部分を横断歩道の幅員まで広げたもの指すのね。
2018.12.07
2022/09/03 11:47
ゾーン30 プラスとは歩行者の安全を守る新しい取り組み | 対策方法・事例 | 製品情報 | 積水樹脂株式会社
車がハンプを通過する時に「ばすん」と衝撃音が鳴るので
沿道住民は、なかなかの我慢を強いられる。
が
衝撃音が大きい=速度が高い・車にも衝撃が大きいので、毎日通過する人は
必然的に速度を低くすることになる。
ジ・アウトレット広島の駐車場で思い出すが、速度を抑制する出っ張りのように
知らずに、あるいは視認しても、高速で通過して、思った以上の衝撃で驚くことになる。
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